eisuCOO伊藤奈緒出版記念講演会「9歳の壁を迎える前に知ってほしいこと」開催レポート

2023年5月27日(土)三重県四日市市の総合会館にて、伊藤奈緒の出版講演会を開催いたしました。

激動の社会の中で生き抜いて行くために必要な知識や知恵をお伝えする充実した講演会となりました。アンケートのメッセージを見ていただくと、その様子が伝わると思い、ページ下部に掲載させていただきました。

求められるチカラと大学受験の大きな変化

第一部は伊藤の22年以上の大学受験指導の経験と、大学院での研究結果の資料を元にがお話が進みました。

最近の大学受験の傾向をお話した部分では、参加者の皆様が驚かれている様子が伝わってきました。

ご夫婦で参加された方々は、お互いの顔を見合わせ、言葉を交わされている様子が見受けられました。

家庭生活の重要性を再確認

第2部は岩倉より「国語」の重要性と「家庭」が担う役割のお話からスタートしました。

今の大学受験には、英語や数学を解くためにも日本語リテラシーが必要だということを知った参加者の方々にむけて、家庭でできる読解力UPの方法をお伝えいたしました。

参加者にとって、子どもの教育について自分を振り返る機会にもなったようです。

今回の講演会の内容

第一部:
大学受験のプロが解説「9歳の壁を迎える前に知ってほしいこと」

講師:伊藤奈緒

  • 学力の地域格差
  • 激変する大学受験
  • 子どもたちに必要な人生デザイン
  • 教育投資を高めるために

第二部:
問題に正解するための基礎「家庭でできる日本語リテラシー教育」

講師:岩倉淳

  • 国語が大切な理由
  • 日本語リテラシーとは
  • 最近の大学受験の問題例
  • 家庭でできる読解力UPの方法

参加者の方々から頂いた感想(アンケートから抜粋)

  • 現在の大学受験の状況、中学受験の地域格差の影響などよくわかりました。
  • 国語力が大切だと最近感じていたので、具体的にどうしていったらよいか、どう関わればよいかなど、今、聞くことができて良かったです。
  • 今日の講演内容は知りえなかった内容ばかりで、目から鱗でした。
  • 学力や教育に関する講座をもっと聞きたいと思いますし、地方ほどこういう機会を大切にしたいと思います。
  • 母国語リテラシーが家庭で実践できることを教えていただいたので、参考に、今日から取り組みたい。
  • 伊藤奈緒さんの「非認知能力の話」と岩倉淳さんの「日常生活の中での国語力」のお話がとてもためになりました。
  • 都市部と地方の学力の格差をすごく感じています。親(家庭環境)がとても大切だということが分かりました。今後、しっかりと心に停めて子育てしていこうと思います。
  • 「相手の心を大切にして」「脳を正しく使って」という岩倉先生のお話が印象的でした。まず、大人が日々成長して変わっていきたいと思います。
  • 低学年教育が大切で、そのためには親が先導して勉強することが大切だという言葉が印象的でした。
  • 国語は大事とよく聞いたことがあったが、その理由がよく分かった。脳が疲れそうだけれど、今日から実践しようと思う。
  • 私たちが学生だった30年前とは様変わりしていることが驚きでした。
  • 学力向上が社会で生きていく力につながる教育を目指したいですね。
  • 年少期の教育が、その子の子どもの自主能力にとても反映されることがよく分かりました。国語を大切にする日本の教育が、高い日本の教育を刺させているという奈緒先生のお言葉が、大変力強かったと感じました。ありがとうございました。
  • 幼少期、低学年からの教育投資の話はとても興味深かったです。
  • 子どもが小さいうちに惜しみなく投資していきたいと思いました。日々の子どもとの関係、会話を見直す良い機会となりました。伊藤先生の本を周りの人たちへ紹介していきます。ありがとうございました。

参加者の方々から頂いた質問

  • 女性は学歴と収入が比例していると言えるか?(家庭、子育てを挟むと)
  • 近くに東京のような難関の学校がないので、目標がなく、難しい勉強をさせることができないでいます。モチベーションをあげる方法を教えてほしい
  • 非認知能力を鍛えるために就学前に何を意識して子どもに接すればよいか?
  • 非認知能力を鍛えるために子どもに何をさせれば良いか?
  • 非認知能力を鍛えるために子どもに何をさせてはダメなのか?
  • 早期教育と母国語(日本語のシャワー)をしっかり修得する大切さがわかりましたが、英語の早期教育(英語のシャワー/小さい時は耳が良い)についてはどう思われますか?
  • 現在中学受験のため、算国理社で手がいっぱいで英語まで手がまわりません。本格的な英語修得(英検)はいつから始めればよいですか?
  • 都市部のことはわかったが、では三重ではどうしたらよいのか(中学受験か高校受験か)

この度は。お忙しい中ご参加いただき、誠にありがとうございました。皆様からのご意見やご質問を元に、さらに良いお話ができるよう、努めてまいります。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

主催は伊藤が所属するeisuグループとなりますが、7月に夏の教育セミナーを三重県内各所にて開催予定です。詳しくは下記をご覧ください。